Bossの取り付け方法

■ドラムからケーブル引出し用第1延線機として使用する場合
  ケーブルドラムの近くで、ケーブル引出しに適当な所に据え付けます。
   
  ■2台目以降の延線機として使用する場合
    延線システムの接続電線の分岐毎に余裕を見て据え付けます。
取り付け間隔の算出式[L=P/(W×μ×K)]で出た値の範囲内で配置を行ってください。
取り付け間隔の自動計算
※計算にはJavaScriptを使用しています
P= Bossの送り出し力
W= ケーブル単位重量 (kg/m)
μ= 布設条件による摩擦係数
K= 安全係数
ここに計算結果が出ます

注意点

  ■曲がり部には取り付けないこと。
    曲がり部分にはケーブルの振れがあるので、この部分は避けること。
曲がり部付近となる時は、曲がり部の入り口(手前)に移して取り付けること。
   
  ■曲がり部で引力を大きく増大させない工夫の配置
    スムースな延線をするには、曲がり部バックテンションを下げる方法の工夫を要する。この対応として、曲がり部の入り口で延線機を連ねて配置する方法もあるので配慮すると良い。
   
  ■延線機の固定について
    ケーブルの延線では、前進と後進の両方向の操作をするので、延線機の固定は確実に行うこと。
   
  ■延線機とガイドコロの適切な配置
    延線機のガイドローラー面と、ケーブルガイドコロ面の高さは、同じレベルとすること。
ケーブルガイドコロの間隔はケーブル自重により、中間がゆるまないようにすること。
ケーブルガイドコロは転倒しないよう適切な配置、固定すること。